キヤノンEOS 5D

さて、ここ数週間の間でも大きな動きがあったけど、まずはなんと言っても、キヤノンEOS 5Dだろう。1000万画素を超えるフルサイズの受光素子を持ったカメラが、こんなに早く30万円そこそこで売られるようになるとはね。かつて、EOS 60Dというカメラが30万円以上したけど、その画像のすばらしさに当時は感動したものだ。それから3年あまりで、画素数、センサー面積、ともに2倍以上となった。D60から5Dへの進歩係数(?)は2かけ2の4。すばらしい。
近いうちに2000万画素をこえるフルサイズの受光素子を持ったカメラが、この程度の値段で出るだろう。画素数の上昇もその辺りで終わりかもしれないが、そのカメラは今のEOS 5Dと比べると、受光素子のサイズは変わらないわけで、進歩係数は2程度だ。案外早く、2年後ぐらいには実現しているかもしれない。