ちょっと切りすぎ
しばらく前からキャンパス内にチェーンソーの音が響いている。良い感じで茂っていた樹木の枝がばっさりと切られている。学内のあちこちで、写真の左側の状態が、右側の状態になりつつある。これ位ならば、すぐに回復するとはわかっているけど、ちょっと切りすぎでは?通りがかりの人も「木を切るもんだから、研究室の冷房がきかなくて、暑くてかなわんよ」、と言っていた。
で、思い出したのが、この本。
- 作者: アラン・ワイズマン,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 単行本
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人類の文明や生活は不断のメンテナンスによって維持されていて、少しでも、それがとぎれると、あっという間に跡も形もなくなるだろうという事を、世界中の様々な事例を挙げて説明するというもの。
これを読むと、樹木の枝も切りたくなるというものか。