梅雨空の日曜日

レッドデータブックによると、日本に数個体しか生存が確認されていない植物が、意外に身近な場所に生育していることを先週知った。関連の事務所や調査をされている人から話を聞いたり、いろいろ連絡を取ったりしている。
本日は、梅雨空の日曜日。生育地の近くを訪ねてみた。民地なのでズケズケと入るわけにもいかないので、少し離れたところから見て、生育地の状況をつかんだ。
ついでに、現地の近くで以前から何度か訪ねたことのあるオグラコウホネ成育地に立ち寄ってみた。数年前は池の水面の半分以上を埋め尽くしていたオグラコウホネなのだが、激減していた。原因は不明。
雨の降り始めた帰り道、車道のすぐ近くにある池の水面に黄色い点を見かける。そのまま通り過ぎたのだが、何か気にかかり引き返して見ると、アサザだった。近くの民家を訪ねて由来を聞く。特に、園芸店などから購入して植栽した覚えはないとのこと。遺伝解析用に葉を一枚いただく。