Probable spam??

しばらく研究室を空けていると沢山のメールがたまっている。旅先では、これ幸いとメーラを開かず、静かで平和な日々を送るのだが、そのツケがたまるわけです。

KGB職員だったというカルペルスキー氏開発のインターネットセキュリティーを入れていると、外国からの怪しげなメールのタイトルに「??Probable spam」が付加されるのだが、信用して消してはいけませぬ。

今回、これがついていたメールの一つはJournal of Ecologyに投稿していた論文原稿に対する査読レポートだった。

留守中に来ていて、一週間以上が経っていた。旅先でもメールは読まんといかんのかなあ。

レポートの内容だけれど、びっくりするくらい好意的な評価だった。
曰く、This paper has great potentialだの、Both revewers were impressed by....だの、This is a rare case where the combination of highly variable genetic markers, together with some intersting biology has allowed authers to provide extreme detail on....だの、こそばゆくなってきます。

共著者の皆さん。そういうわけです。例の論文、順調な滑り出しです。

とはいうものの、査読レポートの常として、嫌な指摘事項は必ずあるし、この雑誌は途中まで評価がよくても最後でどんでん返しのrejectがあると噂もあるし、気合いを入れて対応しよう。