懐かしの場所

午前中は、論文書きとオーストラリアへメールを幾つか。
午後、古巣の森林総研関西支所へ。
森林総研までの道は懐かしいし、またいろいろ変化しているところを見つけるのも興味深い。森林総研でもそうだ。6年前と比べると半分以上の人が変わっている。いろいろな人と会って、今後の研究について話し合ったり(本当かねぇ??)したのだけれども、特に感銘深かったのは、K原さんとY田さんだ。どちらも21年前に右も左もわからない青二才で就職したときに、若手の先輩研究員として、いろいろかまって遊んでもらったり、フィールドや夕刻からの飲み会で何かと指導(?)をうけた人たちだ。それがこの春からK原さんは所長として、Y田さんは研究調整監として着任されていた。お互い年もとるはずだよ(外見はあんまり変わっていなかったけど)。
ちなみに、Y田さんの研究調整監というポストはかつては研究調整官だったのだが、独立行政法人になり、「官」という漢字が使えなくなり、読みが同じ「監」を使うようになったとのこと。そういえば、大学も独立行政法人になって、教官が教員になった。森林総研に習えば「カン」の読みを残して「教監」となるのだが。教監かぁ、なんか強そうだな。
外も薄暗くなってきて、K原さん、Y田さんと丹波橋近くの焼鳥屋さんに。主人がこちらを見て不思議そうな顔をしている。「7年ぶりにきましたよ」、と言うと納得の顔。そんなに通った店ではないのだが(せいぜい年に1,2度)。
20年前のノリならば、このあと、次々と店を変えるところだが、関西支所をたってから仕事中毒となったというK原さん、Y田さんはこの後再び職場に戻り、たまりにたまっている仕事をするそうだ。毎日睡眠時間は4,5時間とのこと。何かと公務員はけしからんという声もあるが、こういう人たちもいて、日々、人知れず努力しているのだ。