通勤時間

実際に通勤を始める前に思い抱いていた事:朝、早く起きて研究室に向かう。誰もいない道を歩き、ガラガラの駅に着く。ほとんど人の乗っていない列車に乗り、静かな研究室について、仕事を始める。
こういうイメージを持って、ある日5時40分に起き、6時半のJRに乗った。駅までの道は人通りも少ない。プラットホームも人影はまばらである。
ところが、JR列車の中は、、、、す わ れ ま せ ん!
JRから私鉄に乗り換えると、ガラガラである。私鉄駅から研究室までの歩道も人影はない。こういう時間でもJRだけは混んでいるのだ。夜も同様。
要するにJRの列車は編成が短すぎるのだ。隣を走る私鉄はラッシュアワーの1時間を除けば、大体はガラガラの長い列車が走っている。列車を長くしてくれ〜、JR。
まだある。乗換駅は快速が止まるような駅だけど、その様な駅でもJRのプラットホームには椅子が3座しか用意されていない。方や私鉄は数十人は優に座れるような長ーい椅子がある。夜に椅子のないJRホームに立って乗車率110%の短い列車を待つのである。何とかならないのか、JR。
そういえば、広島でも似たような思いを以前したことがあった。
http://d.hatena.ne.jp/phyllos/20060513
そういう不満はあるけど、朝晩に決まった時間の読書時間が出来たことはなかなか良い。
例えば、

行動・生態の進化 (シリーズ進化学 (6))

行動・生態の進化 (シリーズ進化学 (6))

こういったシリーズの各章を読むのにちょうど良い。とても良くかけた総説となっている章を現在読んでいる。著者の人となり、シンポジウムで語るときの顔や熱っぽさがそのまま思い起こされるような文章だ。