朝の運動

雑誌natureの1ヶ月分の内容を、日本語で薄い冊子とりまとめたものが(nature digest)、昨年あたりから出版されている。なかなか面白い。今年に入ってから、その冊子の後ろの方に、”英語でnature”という連載が始まっている。要は、natureの読み方講座というものだ。サービス精神旺盛だ。
第1回目に取り上げられている論文が面白かった。運動すればアルツハイマー病が防げる、というものだ。曰く、「身体運動が、すべてのタイプの脳疾患に対する良い解決法であり、ほとんど身体を動かさないライフスタイルは危険因子の一つである。、、、アルツハイマー病の一因と考えられている分子をマウスの脳から血流中に排出する上で役立つタンパク質の濃度が、身体運動によって倍増することがわかった」
というわけで、本日は久しぶりに通勤の道を大回りして、徒歩で大学へ向かった(ミーハーだなあ)。自転車で通勤というのも運動になるが、徒歩で30分近く歩くと、それとは別の筋肉が別の方法で動かされて、自転車で息を切らすよりも体が温かくなるのを感じる。
あぜ道には、すでにシソ科のホトケノザなどが開花していたりして、いよいよ春も近くなってきた事を感じさせる。