カンラン


最近、朝、研究室のドアを開けるとカンランの芳香が充満している。この個体はいわゆる青物という系統の緑色の花を咲かせるものだ。この細くて繊細な花がこの時期に野外で開花しているとは、想像するだけでもすばらしい。
花が開いて2,3日は香りは全くなかったが、日に日に強くなってきて、今は一日中ランの香りに包まれて仕事をしている。部屋の中にたった一鉢あるだけなのだが、ずいぶん幸せな気分にしてくれる。