京都の思ひで

今週は月曜日から京都大学生態学研究センターで集中講義をしていて、本日、研究室に出てきた。
生態研センターは広大東広島キャンパス以上に俗界から離れた場所にある。周りを見渡しても視界の中にコンビニすらありません。西条の町が田舎だとお嘆きの学生諸君、歩いて下見の飲み屋街に行けるだけ幸せだと思わなければなりません。というわけで、滞在中は最寄りのJR駅や飲み屋さん、あるいは昼食のための送り迎えなどで、お世話になりました。
講義は”遺伝マーカで探る野生生物集団の維持機構と保全策”というものだったけど、休み時間にいろいろ相談を受けて、行列のできる○△相談室、という感じだった。どの研究室でも同じような悩みがあるんだよね。よ〜くわかります。なぜなら、同じような事を経験しているから。専門家とはその分野で起こりうるすべての失敗を経験し尽くした人物のことである、という定義があったな。
火曜日の昼食は、車で10分ほどのところにある市場の中の、市場関係者による市場関係者のための食堂に行った。薄い板のテーブルにプラスチックの食器という点では学食と同じだが、中身がすごい。800円のバイキングで、家庭的な食べ物が味わい尽くせないぐらい多種類ある。その上、毎日サービス品が一品付くのだが、その日はカニ!だった。

こんな感じです。このあと、ソバも食べた。おでんもあったし、カレーもあった。普通だけれども美味しいものがてんこ盛りなのだ。