あちらこちらに移動の途中で

今日は複数の場所に所用で車で移動。秋も深まってきたものよと感慨にふけりながら目的地に向かっていると、いろいろ面白いものが見つかった。
少し狭い田舎道を走っていると、道沿いにあまりきれいとは言えないため池がある。このような池の常としてヒシが茂っているのだが、なにやら、けばけばしい赤いパッチがあちこちに浮かんでいる。通り過ぎた後も、あれはいったい何だったのだ?と気にかかる。もしかして?!というわけで狭い田舎道を結構苦労してUターンしてみると、これが絶滅危惧種のアカウキクサ。ただし、アカウキクサの類は有機農法の一環として外来種が持ち込まれているので、要注意だが。この光景は研究室HP表紙に近いうちにアップします。
いろいろ用件をすませて帰る途中に、以前見つけておいたキク属植物の生育地を訪れる。リュウノウギクとの久々の御対面となった。しみじみと良い姿。
キク属は少ないが、他の属のノギクの類は今が満開だ。数種類のものが見られる。中でも見事なのが、ブールバール沿いのものだ。西条駅から大学に向かって進んで、いよいよ例の煙突が見えはじめる最後の下り坂、あの場所の、左側のり面に群れ咲いている。あれほど見事な群落はそんなに無いのでは。