Canon EOS KissDN

レンズじゃないけど、まあ、ほぼ同ジャンルと言うことで、、
 今回の出張にはCanon EOS KissDNを使った。これまで、性能は抜群だけど漬け物石と揶揄される大きくて重いカメラを持ち歩いていたのだが、一人で採集を全て行うときにはデイバッグの重さがこたえます。何しろ、カメラとレンズ一式で3kgを超える勢いだし。それに比べると、KissDNの軽さは実にありがたいものでした。800万画素というスペックは一眼デジカメとしては最早平凡といえるものとなっているけど、当然、ちゃんと写せば(三脚、ミラーアップ、レリーズケーブルなどを使用したりして)息を呑むくらいちゃんと写る。A3でもOKだ。起動時間も早いし、ノイズも少ない。ISO400でも問題ないし、サンプリングのメモ代わりとしてはISO800でも十分だろう。ファインダーがもう少しという気もするが、おそらくこれから5-10年はモデルチェンジしようとも、このカメラを愛用することができるだろう。少し前のフィルム版一眼レフと同じような状況である。こういった時代がこんなにはやくやってくるとはね。
 使用したレンズは、シグマの安くて(2万円ぐらい)、軽くて、よく写る18-50mm。F8ぐらいで一番良い描写をすることがわかっているので、シャッター速度とISOを変えることで、一日中、F8-10ぐらいのベストの絞り値で撮影できた。ISO100-800位の範囲で、事実上ほぼノイズレスの撮影のできる最近の一眼デジカメのおかげである。