Canon TS-E45mm

24mmに続いてのTSレンズである。群落を手前から奥まで、自然な遠近感で、すべてフォーカスが来ている状態で描写するのだ。24mmよりもピントは合わせやすい。まだ、あまり多くは撮影していないがなかなか良好である。特に驚いたのはティルトやシフトを使わない、ストレートな状態で用いたときの鋭い描写である。例えば、ハルジオン群れ咲く群落を撮影すると、個々の花の細かい花びら一枚一枚がすべて、針のように、目に痛いほど描写されている。フォトショップでアンシャープマスクでもかけたかのような描写で、これは一体どうしたことかと、期待を大いに超える性能に驚いてしまった。明日のフィールドにももちろん持参して、生育地の隅から隅まで記録して帰るぜ!!!とテンションを上げてくれるレンズである。