今年の夏

思えば、10日ほど前に、「夏らしい晴れっぷり」などと、呑気なことを書いたものだ。その頃は、長雨の後ですごしやすい爽やかな夏日が続いていて、カッと照りつける日があると、嬉しくなったりもした。

ところがあれ以降、炎天の日々が続いている。記録的な猛暑である。

フィールドでサンプリングをした日は、メンバー全員が日焼けで真っ赤な顔、腕となった。

お盆の最中に、研究室に出てきたのだけれども、京都はやはり暑い。京阪電車は13日(月曜日)からずっと、休日ダイヤだったみたいだし、生協食堂も午後2時で店じまいだ。夕食を食べ損ねたぞなもし。そんなこんなで、こんな時期に研究室に戻ってこないで、休日にしたいところだけれども、なんと、お盆のまっ最中に、割と重要な用件が複数件設定されているのだ。聞けばほぼ毎年とのこと。何とかなりませんかねえ。

M君の論文原稿はほぼカタがついて、16日に英文校閲へ。M君は気分良く帰省していることだろう。Tさんの原稿は、今しばらく改訂作業が必要かな。

お盆前から実験室で作業をしていたH大学のOさん、良いデータが取れたようだ。特に驚いたのが、遺伝マーカー毎に測定条件をきっちり追い込んでいたこと。以前見たのとは全然違う質の高いマーカーとなっていた。

T大学のSさん、ちょっと難しいサンプルからのDNA抽出が、思いの外うまくいった。

学会誌編集業務は3件すませたけれども、そのうち1件がどうしてもセンターに返送できないのはなぜだろうか?来週早々に電話で問い合わせてみよう。