投稿

午前中に最後の仕上げをして投稿を完了。最近の洗練された投稿システムによって。
しかし、最近のこういう投稿システムは、あんまり投稿者には優しくないような気がする。
10年ぐらい前には投稿する原稿はすべて紙に印刷したものであり、3部作って、それぞれにイタリックだの、ボールドだの、上付だの下付だの、図表の挿入位置だのを赤鉛筆で指定して郵送していた。EMSを使えばヨーロッパだろうとアメリカだろうとあっという間につくぜ〜などと喜んでいたのだ。
その後は、フロッピーディスクを送る時代、メールの添付書類として送る時代と続く。
で、現在は大変よく考えられたシステムで電子投稿するのだけれども、著者にとって一番楽だったのは、メールの添付書類として送る方法だったと思う。
今のシステムは手間からいうと、10年前の原始的な方法とあんまり変わらないのではないかと思う。著者に優しくなくて編集者に優しいシステムなのだ。