偉い人はいるものだ

文献を調べていると、活発な研究グループや個人に遭遇することがある。
今日のネットでの出会いは(ちょっと怪しげな文章だな)、Abouheif Eだ。論文原稿見直し作業をしていて、出会ったのだ。進化を通した生物の形態変化をもたらす遺伝的プロセスについて論文を発表している。論文の数はそんなに多くないのだが、まったくもって、はずれがない。すべて高頻度で引用されているものばかりだ。
そういえば、DNA塩基配列とタンパク質アミノ酸配列決定法の考案で2度ノーベル賞を取ったサンガーは、数年に1本しか論文を書かず(5年に1本ぐらいだったと思う)、生涯書いた論文数は10本にも満たないそうな。