生物学実験 ウニの発生

金曜日午前は工学部学生を対象とした生物学実験だ。本日のテーマはウニの発生なり。
ウニ発生プロセスが速いとはいってもプルテウス期まで2,3日かかるものなので、受精卵から、桑実期、胞胚期、プリズム期、プルテウス期までの段階で固定してあるサンプルを観察してもらう。
実験は遅刻厳禁といってあるのだが、いつも開始時間1,2分前で半分ぐらいしか席が埋まっていなくて、大丈夫か?と心配になる。ところが、それから数分で、あっという間に席は埋まる。
一部屋に60人ぐらいがいて作業をするのだが、ザワザワと騒がしくなることもない。実験をはじめて1時間ぐらいが経過し、佳境に達した頃の部屋の雰囲気には、いつもの事ながら感心する。みんな熱心です。