パソコン買い換え

3年近く研究室で使っているノートパソコンの調子が悪くなってきた。ひとつはOSの調子がおかしくて、何をするにも時間がかかるようになったこと。もう一つは、キーボートが挙動不審となってきたこと。特に困るのは、数十ストロークに一度、カーソルがとんでもない場所に飛んでいってしまうことだ。調子に乗って文章を打っていると、いつの間にか数行上にカーソルが飛んでいて、当然そこに文章が挿入される、という事が起こっている。「キーボードの調子がおかしくて、あれは間違いでした、あはは」、では済まされないような文書を作成する事もある。OSの方は、入れ替えればよいのだろうけど、キーボードの方はヘマをおこす前に何とかしておいた方がいいな、とここ数ヶ月思っていた。
というわけで、買い換えました。ハードディスクの容量もノートパソコンではすぐに不足してしまうので、今度はデスクトップ型にした。ディスプレイは、これまで使っていたのがノートパソコンとはいえ、1600*1200ドットという広大なものだったので、それに近くて比較的購入しやすい値段のものということで、アップルのシネマディスプレイの中で、最も小型のものにした。本体はウインドウズマシンなのだが、アップルのHPにもウインドウズにもOKといったことが書いてあったので、それを信じて購入した。
シネマディスプレイは注文後2,3日で届いた。アップルらしく美しい箱に入っている。それはよいのだが、仰天したのは発泡スチロールの量だ。箱の中全てを埋め尽くすほど大量の発泡スチロールが入っていた。う〜む。日本のメーカーでは最近見ないな、こんな発泡スチロールの使い方は。段ボール箱をうまく使って、ほとんど発泡スチロールを使わない梱包が最近は当たり前という感じだけれど、びっくりさせてくれましたアップル。
本体のウインドウズマシンはメーカーのHPでいろいろ組み合わせを指定して注文したのだが、入荷するまでに1ヶ月近くかかった。モデルチェンジ周期が4年以上の自動車ならともかく、季節ごとにモデルチェンジするパソコンで1ヶ月待ちというのはねぇ。
さて、1ヶ月近くシネマディスプレイの美しい箱を眺めていたので、本体と対面できた日には、それこそ、わくわくしながら本体とディスプレイを接続したのだが、、、まともにうつりましぇ〜ん。エキスパート級に詳しい人2名に、いろいろ調べてもらったのだがダメ。インターネットのクチコミサイトを見ると、シネマディスプレイとウインドウズマシンはビデオボードとの相性があり、つながることもあればだめなこともあるそうな。やれやれ。これ、自宅用に購入していたら逆上するところだったな(研究室用でも十分逆上したけど)。幸い、研究室ではいろいろなマシンが走っているので、そちらでシネマは使ってもらうことにして、代わりに一般的な液晶ディスプレイを借りて、つなぐことにした。当然、この組み合わせでは、何の問題もありません。