スミレの日々

すっかり春になってきてたくさんの植物が花を咲かせている。ここ数日はまっているのがスミレである。研究室のまわりをざっと見回しただけで、スミレ、タチツボスミレ、シハイスミレ、ニオイタチツボスミレ、アリアケスミレ、ヒメスミレ、そのほか種名不詳のものなどさまざまである。昼休みに近所のコンビニでサンドウィッチを買い、スミレを見て歩いた。休耕田にスミレとアリアケスミレ(シロスミレかもしれない。明日の資源植物学で再度訪問して確認しよう)が群生しているところを発見する。特に白い花の群生ぶりは見事で、遠目には田んぼが白く見える。昼休みに小一時間近場を見て歩くのは最高の気分転換になるのだが、今日のは気分転換になりすぎて余韻ひきまくりであった。その興奮も引けぬまま、種生物学へと続くのであった。