イズモコバイモ

イズモコバイモの自生地を見に島根県川本町へ出かける。志和インターから高速に乗り、大朝インター到着が9:17。あたりは雪景色である。こんなんでコバイモは咲いているのか?と不安になる。
9:38 瑞穂道の駅到着。電話で片山さんに本日の作業内容を伝える。1月に亀山君と採集した鎌倉時山ホンシャクナゲのDNA抽出。
断魚渓を通って、川本町の役場近辺に到着したのが10:40。断魚渓の絶壁にはたくさんのイワヒバが生育していた。役場の近くの大きな公共の建物でイズモコバイモのパンフレットなどがあると期待していたのだが見つからず。役場に電話すると(10:55)、ちょうどインターネット用に「本日のイズモコバイモ」の写真撮影に出かけると事とのことで、現地を案内いただく。
自生地は、川本町中心部から自動車で10分ばかりのところ。道路沿いの良く草刈りをされた斜面である。セツブンソウやフクジュソウの生育地と似たような場所である。つまり、人里近くで、何らかの理由で良く草刈りがされていて、山の裾野が平地とぶつかる部分の斜面である。柿の木や、栗の木が疎に植えられていることもある。そんな場所が中国地方の山村では、しばしば絶滅危惧種の生育地となっている。