資源植物学

絶滅危惧種、雑種、種分化などをテーマとした野外実習、な〜んてね。本当です。資源植物学という講義では被子植物の性質、特徴について解説を試みているが、大学のまわりはたくさんの絶滅危惧種や希少種に満ちあふれているので、それらを実際に見てもらおう、というのが今期の方針なのです。
 サイジョウコウホネの群生する池を訪ねた。少し花期には早かった。少し気がかりだったのが、地下茎がたくさん浮いていたこと。地底部が何らかの理由でかき回されているのかもしれない。浮葉の数も心なしか少ないような気がした。群生地の様子は
http://home.hiroshima-u.ac.jp/isagiy/photo/DayPhotoDoor.html
の5月17日の写真で見ることができます。ただし、葉が多く浮いている部分ですが。

あれこれ

T川さん、種子島屋久島に出発。約40日間の調査予定。S藤君の投稿論文の修正を本格的に始める。PNAS論文の版権使用願いをメールで出す。H嘉+JMグループの実験不調。プロトコルを見ながら、原因を考える。とりあえず、怪しげなところが見つかる。